美しさと機能性の両立を目指します
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審美治療とは?
審美治療は、口元の「美しさ」と「機能性」2つを手に入れる治療です。
保険診療は「機能性」のみに特化した治療ですが、審美治療は「美しさ」を兼ね備えていることが特徴的です。
どちらか一方を手に入れたい方にも、もちろん適応しています。
口元をより美しく、歯を快適にお使いいただけるように、歯の形、色をご要望に合わせて適切な材料・治療方法で整えていきます。
審美治療のメリット
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見た目のコンプレックス解消
- 銀歯などの金属を使った歯の治療跡が気になる
- 歯の形が気になる(大きさ、欠けなど)
- 歯の色が気になる(黄ばみ、黒ずみなど)
- 歯ぐきの色が気になる(黒ずみなどの変色)
- 歯の隙間が気になる …etc
これらの口元のお悩み・コンプレックスは、審美治療による治療で解決することができます。
人の第一印象には、姿勢・服装・目線などと同じように口元の様子も大きな影響を与えます。
自分が気になる口元を他の人に見られていると感じると、自信を持って話すことも、心から笑うこともできなくなるのではないでしょうか。
きれいな歯や歯並びを手に入れることは、相手によい印象を与えるだけでなく、ご自身のストレスを軽減することにもつながり、良い相互作用が生まれます。 -
金属アレルギーのリスク解消
審美治療で使用する主な材料は、その名の通り、セラミック(陶器)素材です。
保険診療で使用する銀歯(合金)と違って経年劣化がなく、金属を一切使用していないため金属アレルギーの心配がありません。
お口の中に金属が入ることで、現在はアレルギー反応が出ていなくても将来的に反応が出る方も稀にいらっしゃいます。お口の中でアレルギー反応が起こると、粘膜の炎症や味覚障害などを始め、日常生活に支障をきたす場合が多々あります。
このような理由から、セラミック素材を使用した治療は見た目だけではなく、将来のお口の健康を守るためにもおすすめです。
保険診療と自由診療の違い
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保険診療は、使える材料・治療方法に多くの制限が定められています。その上、治療内容は40年ほど前から変わっていません。
一方、自由診療では、保険適用以外の材料・治療方法を自由に選択することができます。
自由診療を強引にお勧めすることはありませんが、患者さんにより良い結果を得ていただくために、選択肢の一つとしてご説明させていただくことがあります。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。
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保険診療とは
保険診療では、保険制度によって定められた治療範囲内であれば、経済的な負担を少なくして治療を受けることができます。
ただし、保険適用の診療においては治療範囲、診断内容、使用する薬などが限られています。そのため、症状によっては必ずしも適した治療を受けることができるとは限りません。 -
自由診療とは
「自由診療=高額」というイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、「治療の選択肢を広げることができる」のが自由診療です。
保険で適用できる治療法・材料には限りがあります。患者さんの歯の将来を考えた際に、長期的に考えると自由診療の方が良い治療を受けられることがあります。
無理に自由診療を勧めることはいたしませんが、選択肢の1つとしてご説明させていただくこともあります。
自由診療で使用する素材
オールセラミック
- ジルコニア
- e-max
- ラミネートベニア など
かぶせもの・つめものの両方があります。
天然の歯と区別がつかないほど、自然な美しさが特徴です。茶渋やヤニなどの着色汚れ(ステイン)も付着しづらいため、きれいな歯を長く維持することができるのもメリットです。
また、金属を一切使用せず、セラミックのみで製作されているため、金属による歯の変色も起こりません。金属アレルギーでお悩みの患者さんにもおすすめです。
こんな特徴があります
- 見た目が美しい
- 耐久性が高い
- 経年劣化しにくい
メタルボンド
メタルボンドとは、裏側を強固な金属で製作し、外から見える部分にのみセラミック(陶材)を貼り付けたかぶせものです。セラミックの美しさと、金属の持つ強度の両方を併せ持っているため、多くの患者さんに選ばれている治療法です。
中の金属に貴金属を使用すれば、金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色や、金属アレルギーが起こる可能性を低くすることもできます。
こんな特徴があります
- 見た目が美しい
- セラミックの美しさと金属の強度の両方を良いところを持っている
ハイブリットセラミック
かぶせもの・つめものの両方があります。 セラミック(陶材)と樹脂系の素材のレジン(プラスチック)を混合させた材料で作られています。 プラスチックを混ぜているため、多少リーズナブルな価格で提供できますが、透明感・耐久性はオールセラミッククラウンに若干劣ります。 レジンには変色しやすく壊れやすいという欠点があり、セラミックには硬すぎて周囲の歯にダメージを与えてしまうという欠点があります。その両者の欠点をカバーし、セラミックの透明感と、レジンの粘り強さを併せ持つ素材です。
こんな特徴があります
オールセラミックと比較すると…
- 見た目の美しさが若干劣ります
- 安価でご提供できます
ゴールド
「金歯」とよばれるもので、かぶせもの・つめものの両方があります。 「金合金」や「白金加金」等の貴金属でできています。どうしても金色が目立ってしまうため、見た目の美しさには欠けています。しかし、天然歯と近い硬さのため、なじみが良く、噛み合う他の歯を痛めません。耐久性も高いため、奥歯などの噛む力が強い部位に最適です。
こんな特徴があります
- 噛み合う歯を痛めにくい
- 噛む力の強い奥歯におすすめ
セカンドオピニオンについて
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当院では、セカンドオピニオンや治療前の相談を承っております。
同じ症状であっても歯科医院によって様々な考え方があり、ご提案する治療方法・方針が変わることもございます。
歯科治療は一度行うとやり直しができません。患者さんが一番いい治療法をご選択できるよう、当院での一意見として、治療のご提案と、その方法のメリット・デメリットをしっかりご説明させていただきます。お気軽にご相談ください。