お口の中の健康を維持することはQOLにつながる！訪問歯科を利用できる人とは？
こんにちは。
向ケ丘遊園駅より徒歩３分の「TOSHIデンタルクリニック」です。
当院では、寝たきりの方や、一人での外出が難しい方であっても、必要に応じて歯科診療を受けていただきたいとの思いから、「訪問歯科」を実施しています。
今回は「訪問歯科」について、詳しくご紹介していきます。
訪問歯科と外来歯科の違い
一般的には、歯科医院へ患者さんご自身が通院して、治療やクリーニングを受けるというイメージをお持ちでいらっしゃると思います。
一方、訪問歯科では、患者さんのご自宅や施設に、歯科医師、歯科衛生士が出向いて行き歯科診療を行います。
持ち運べる訪問歯科専用機器や診療に必要となる歯科器具などを所持し、「車で移動する歯医者さん」が、患者さんのお口のお悩みを解決へと導きます。
超高齢化社会へと突入し、歯科医院へ自力で通院することが難しくなる患者さんが増えるであろうことが予想されています。
厚生労働省の調査によると、男性の健康寿命は７２.６８歳、女性では７５．３８歳と報告され、それに比例するように、歯科医院を受診する年齢層も７０～７４歳をピークに減少傾向にあります。
年齢を重ね身体が思うように動かなくなり、歯科診療を受けられなくなってしまう様子がうかがえます。
出典 ：e-ヘルスネット「訪問歯科診療」厚生労働省
出典 ：e-ヘルスネット「平均寿命と健康寿命」厚生労働省
どんな人が訪問歯科を利用できるの？
訪問歯科は寝たきりの方や障害、精神疾患等で自力での通院が難しい方が対象です。
※どなたでもご利用できるものではありません。
また、基本的に保険診療内での治療や処置となり、訪問歯科を実施する歯科医院から、半径１６km以内にお住まいの方が対象となります。
当院の訪問歯科
「入れ歯が合わない」「歯肉から出血がある」「歯が痛い」など気になる症状が一つでもあれば、本来ならば通院が望まれる状態です。
しかし、自力での通院が難しい場合や、思うように意思を表現できない状態であった場合は、一つの不調がきっかけになり、QOL（生活の質）が低下する恐れもあります。
「入れ歯が合っていなさそう」「長い間、歯医者さんに行けていない」など、お困りのことがあれば、訪問歯科のご利用をご検討ください。
ご家族さま、介助者さまからのご相談承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
