「ダラダラ食べ」がむし歯をつくる!
こんにちは。
向ケ丘遊園駅より徒歩3分の「TOSHIデンタルクリニック」です。
普段、むし歯や歯周病予防のために歯磨きを頑張ったり、定期的なクリーニングをしたりしているでしょうか。
もちろん、予防にこの2つは欠かせません。
しかし、この2つ以外に「食習慣」についても考えることで更なる予防が期待できます。
予防のひとつである「食習慣」は、子どもでも大人でも同じです。
食事をすることで、お口の中がどのように変化するのか知っておくことは予防への第一歩です。
ダラダラ食べとは、食事や間食の時間があいまいで、好きなときに食べたり飲んだりすることです。
食事をすると、お口の中は酸性にかたむいて歯の表面からカルシウムやリンが溶け出す「脱灰(だっかい)」が始まります。
それを、唾液の力によって酸性状態を中性に少しずつ戻していき、再びカルシウムやリンを戻す「再石灰化」をします。
食べたり飲んだりすることで、お口の中では脱灰と再石灰化が繰り返されています。
この再石灰化は、1時間〜2時間ほどかけておこないますので、再石灰化が終わらないうちに食事をしてしまうと再び脱灰してしまい、それが続くと再石灰化が追いつかなくなります。
歯の表面が溶け出し、やがて穴があいて、むし歯へと変化していきます。
再石灰化をきちんとおこなうためにも、食事の時間を決めておくのは重要です。
生活リズムなどでなかなか食事の時間が決められない場合でも、食事と食事の間は2時間以上空けましょう。
間食でも同じことがいえます。
おやつや甘いものなども、食後に1食としてまとめて食べるなど工夫しながら取り入れていけます。
特に、お子さんはまだ自分で食事のコントロールができませんので、保護者の方が一緒におこないましょう。
TOSHIデンタルクリニックでは、患者さんのお口に合った歯磨きの方法だけでなく、食生活や生活習慣のアドバイスもさせていただきます。
検診や治療の際に、気にしていることやお悩みがあれば、いちどご相談ください。