コラム|向ヶ丘遊園駅で歯科・歯医者をお探しの方は【TOSHIデンタルクリニックまで】

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歯周病が動脈硬化や肺炎を引き起こす? 

こんにちは。
向ケ丘遊園駅より徒歩3分の「TOSHIデンタルクリニック」です。
 
歯周病は、30代以降の成人の約80%がかかっていると言われる国民病です。
近年の研究によると、歯周病はお口の中だけの問題ではなく、全身疾患とも深い関わりがあることがわかってきました。
 
今回は、歯周病と関わりが深い全身疾患の中でも「誤嚥(ごえん)性肺炎」にスポットをあて、その実態を解説します。
 
 

誤嚥性肺炎と歯周病の関係とは

高齢者がかかりやすい「誤嚥性肺炎」とは、どのような病気なのでしょうか。
 
誤嚥性肺炎とは、誤って気管に入った唾液の中の細菌が肺に感染する病気です。
高齢者や介護を受けている方は、食べものを噛んで飲み込む力が弱いため、唾液や食べ物、歯垢などが誤って気管に入り込む「誤嚥」を起こしやすくなっています。
健康な身体であれば、誤って飲み込んだ際に咳をして吐き出すことが可能ですが、体力が落ちているご高齢の方は吐き出す力が弱く、ご本人が気づかない場合もあります。
このように、誤って飲み込んだ唾液に付着していた歯周病菌が原因となり、肺炎を引き起こしてしまうのが誤嚥性肺炎です。
近年の研究により、この病気を発症した方から歯周病菌が発見されている割合が非常に多いことがわかっています。
 
また、歯周病と関連性が疑われる病気は数多く報告されています。
そのひとつが「動脈硬化」です。歯周病菌が血管を通じて体内へ入り込むと、アテローム(脂肪からなるドロドロした成分)をつくり出します。
アテロームが血管に付着することによって血液の通りが悪くなり、結果的に心疾患や脳梗塞などを引き起こす場合があります。
 
 

誤嚥性肺炎の予防法は?

誤嚥性肺炎を防ぐポイントはお口の中を清潔に保つことです。
つまり、自宅で行うホームケアと定期的なクリーニングが誤嚥性肺炎を防ぎます。
お身体が不自由で通院が困難な場合は、歯科訪問診療に頼りましょう
歯科医院と同等の治療を自宅でも受けることができますよ。
歯科訪問診療を行えば、プロが行うケアでお口の中を清掃できるうえ、お口まわりの筋肉に働きかけるトレーニングを受けることができます。
そのほか、むし歯や歯周病の早期発見にもつながるといったメリットも生まれます。
お口の中がすっきりするだけでなく、治療によって噛む力や飲み込む力が備わると、食事をおいしく感じることができ、健康回復をめざせるでしょう。
 
 

歯医者に行けなくても口腔ケアを!

歯周病は口の中だけでなく、全身の健康に影響を及ぼします。
特に、体力が落ちているご高齢の方は歯周病がきっかけで病気が重篤になることも珍しくありません。
だからこそ、積極的に歯科訪問歯科を利用しましょう。歯医者に行けなくても、自宅で歯周病のケアができます。
 
 
TOSHIデンタルクリニックでは「地域のかかりつけ」として歯科訪問診療を行なっています。
ご家族のお口のケアのご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
 

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